イ 人口など
本地域を構成する4町村の人口の推移は、昭和50年以降、御前山村、七会村で減少が続き、平成2年から平成7年の間では御前山村で4.3%、七会村で3.3%の減少であった。平成7年国勢調査における七会村の人口2,621人は茨城県内市町村の中で最小規模で、御前山村の減少率4.3%は県内で最も高い減少率である。
桂村では、昭和50年から平成2年の間では継続的に減少していたが、平成2年から平成7年では増加に転じている。
一方常北町の人口は順調に伸び続けており、特に平成2年度から平成7年度にかけての増加率は9.6%と、県平均3.9%及び県内郡部平均4.8%を上回っている。
世帯数については、七会村で減少が続き、御前山村で一時減少後増加しているほか概ね増加の傾向にある。特に常北町では、平成2年から平成7年の間で16.3%と急速な増加が認められた。
人口の年齢構成では、65歳以上人口比率が御前山村の25.0%を筆頭に、各町村とも20%前後の高い状況にある。