3 個別整備構想
(1) 道路、交通網整備構想
ア 広域アクセス
関越自動車道及び上信越自動車道の各ICを中心とした広域からのアクセスを向上するため、(仮)吉岡IC開設検討に加え、各ICからの明確なアクセスルートを設定し、道路整備を推進する。また、上信自動車道の早期整備を推進していく。
イ 域内幹線道路網
域内の山麓を周遊する国道17号、353号、145号、406号など幹線道路網の接続を強化し、あわせて榛名山頂を中心とした放射道路である(主)高崎・榛名・吾妻線、(主)渋川・松井田線、(主)前橋・伊香保線などの整備による大型バスなどの交通を実現していく。
ウ 山麓ネットワークの整備
山麓を構成する主要な県道、町道に加え、山腹を環状に結ぶ広域農道や林道を整備し、域内のネットワークの拡充を図っていく。
エ バス路線、公共交通網の整備
北陸新幹線安中榛名駅や(主)高崎・榛名・吾妻線及び広域農道などの新たな拠点ルートを生かし、効率的なネットワークとなるバス交通網の拡充整備を図っていく。
その際、広域連携による共同運行や相互乗り入れについて、バス会社などを含め十分に検討していく。