?受益地効果/2次的地域効果
沿道の受益地に対しては一定の共通効果が想定されるが、交通ネットワーク上の効果や農業集落に対する効果については、個別立地条件、整備条件に依存する傾向にある。
また、経済効果などの地域的広がりも広域的に展開する可能性がある。
そのほか次のような視点も重要である。
?直接的効果(利用者、受益者便益)/間接的効果(非利用者便益)
?短期的効果/長期的効果
一般に広域農道の事業期間は長く、部分供用などによってその効果は、拡散する傾向にある。
?プラス効果/マイナス効果
プラス効果とは別にマイナス効果の指摘もある。
以下では農道整備の事後評価に係わる一般的枠組みとして次表のごとく、横軸を農業関連効果とその他関連効果、縦軸を交通関連効果と地域経済効果、生活環境効果、その他に分け、評価項目を分類した。