エ 技術情報等提供機能
拠点施設において、地域産業の求めている技術情報などに詳しいアドバイザーを登録するとともに、技術情報などのデータベースを構築し、地域住民、地域内外の企業、研究者・技術者などに対し、情報を提供する環境を整備する。
○「人的ネットワーク活用方式」
地域産業が真に求めている情報は、首都圏の企業動向などに詳しい「人」が持つ情報である。
これらの情報に詳しい人を「リエゾンアドバイザー」「テクニカルアドバイザー」として登録する。
アドバイザーは、地域の保有技術に関連する技術の全国動向などについて情報を提供する。
○技術情報データベースの整備
拠点施設で整備するデータベースの内容は、以下のようなものとする。
・地域内外において、実験機器などの開発・加工等を行うことができる熟練技能者などを登録した「技能人材リスト」
・全国の大学等の研究機関における研究成果リスト
・地域内外で行われている共同研究活動、異業種交流会等の各種活動
・拠点施設の施設予約状況 など
オ 交流・展示機能
拠点施設で行う、産学・異業種交流会、人材育成研修、共同研究などの全ての活動を通して、地域内外の各種団体間の交流を促進する。
拠点施設にて、地域産業の歴史・現況や拠点施設の活動内容などの紹介展示を行い、地域住民及び未来を担う子ども達の「科学するこころ」を育む。
仁賀保町で推進している「フェライトこども科学館」と連携を図り、相乗効果の発揮を目指す。