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イ 人口動態

特に、若年層の社会移動についてみると、大学が立地していなかったこれまでの状況においては、大学進学時における社会流出が多く、若年層の定着が課題であった(図表1-10参照)。

(ア) 大学生の流入

平成11年の秋田県立大学本荘キャンパスの立地により、本荘由利地域の高校卒業者による大学進学時の流出が減少するとともに、20歳前後の若年者の地域外からの流入が予想される。秋田県立大学本荘キャンパスは1学年240人を定員としており、平成11年からは(地域内の進学者を除く)少なくとも毎年200人前後の若年者が流入することになる。

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(イ) 高等学校卒業生の進学にともなう流出

高等学校卒業後の大学等進学率をみると、秋田県で28.1%、本市で30.0%となっており、全国の37.6%を下回っている(図表1-11)。また、秋田県内の高校卒業者の県内大学等への進学率は19.0%と低く、近年では年々低下する傾向にある(図表1-12)。

 

 

 

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