日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 総記 > 一般論文・講演集 > 成果物情報

「FRP造船所の作業環境改善のための機器開発」の報告書

 事業名 FRP造船所の作業環境改善のための機器開発
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


■事業の内容

(1) 開発機の機能仕様設計/基本設計
  委員会を開催し、サンディング作業の作業性を損なうことのない、効果的な集塵式サンダーの機能・改良箇所等を討議、機能、仕様設定、基本設計を実施するため、(株)空研と「集塵式サンダーの機能仕様設定、基本設計」に係る業務に関して契約を締結し、第1次、第2次と試作機を製作して、実地検証を行い改良を加え試作機を開発した。
  業務委託先:(株)空研
 [1] 機能設定
 [2] 仕様設定 
 [3] 基本設計
(2) 委員会の開催
  作業環境改善調査研究委員会(4回)
            開催日        場 所
  第1回委員会  平成8年5月14日  名古屋市・国際サロン会議室
  第2回委員会  平成8年9月26日  伊勢市・ニュージャパンマリン(株)会議室
  第3回委員会  平成8年12月19日  伊勢市・ニュージャパンマリン(株)会議室
  第4回委員会  平成9年2月19日  名古屋市・ホテルアソシア名古屋ターミナル会議室


■事業の成果

FRP造船修時のサンディング作業において大量に発生する粉塵の処理対策については、労働安全衛生上、また、作業効率上非常に困難な問題を抱え、粉塵に対する環境改善の遅れが労働力の確保困難を招き、事業を継続するうえにおいて極めて深刻な影響を与えている。
 現在、各企業においては陸上用の汎用機を使用しているが、集塵効率は50%程度と推察され、特に皮膚及び呼吸器官への影響が著しいガラス繊維の飛散を最小限にする機能的な処理は十分ではない。
 そこで、本事業において、作業環境改善調査研究委員会を組織し、FRP造船修時におけるサンディング作業の作業性を損なうことのない、効果的な集塵式サンダーの開発を目標に機能仕様設定、基本設計を行い、集塵ゴムカバーの改造、研磨部分の確認窓の設置及び集塵ホースとエアホース(及び電源コード)の同軸、軽量化等の諸改良を実施し、自己吸塵型のエアサンダー、集塵機外付式エアサンダー及び電導サンダーの試作機を開発した。また、自己吸塵型のエアサンダーの集塵バックについても、作業性を検討し、集塵ホースの取り回しの悪さ、集塵バックを引きずることによる操作性の悪さ等を解消するため、集塵バックの直結及び作業者の腰に携行させるタイプを考案した。
 なお、当初の集塵高価の目途であった平面90%以上、曲面80%以上の目標は達成されたことにより、作業環境の改善の効果は極めて大きく、これによって作業員の定着率の向上、労働力の確保も容易になるものと期待され、FRP造船所の経営の安定に寄与することができたものと確信する。





サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
6,016位
(35,506成果物中)

成果物アクセス数
680

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年1月28日

関連する他の成果物

1.平成8年度「FRP造船所の作業環境改善のための機器開発」事業開発機機能・仕様・検証テスト報告書
2.「運転条件の違いによる機関諸元の挙動解析」の報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から