
2)バス利用に係る行動と“やさしさ” “人”がバスを利用する際の行動を概観すると、「発地」から「バス停」、「バス停」から「車内」、「車内」から「バス停」、「バス停」から「着地」という行動に区分される。 こうした行動には、 ?@発着地とバス停間のアクセス・イグレス ?Aバス停でのバス待ち ?Bバスの乗降 ?Cバスでの移動 という行動が含まれており、また、それぞれの行動に対して“やさしさ”が求められる。そこで、バスを利用する際の“人”の行動と前述した“やさしさ”の諸要素との関係をみると、表III-3に示すとおりまとめられる。 さらに、この4つに区分した行動の中で、とくにバス停開発と関連の深いものは、「?Aバス停でのバス待ち」であることから、バスを待つ空間としてバス停に焦点をあてつつ、そこに求められる「やさしさ」を描出するものとする。 
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