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地方だより

火災による死者ゼロ1500日を達成

尼崎市北消防署園田分署前にジャンボ看板で防火PR
兵庫県・尼崎市(局)

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尼崎市北消防署管内の園田行政地区では、平成3年12月4日以来、平成8年1月11目で約4年間余り火災による死者が、「ゼロ1500日」を達成しました。
これに伴い、「−みんなで築こう明るいそのだ−火災による死者ゼロ(園田地区)ゼロ1500日達成」のスローガンなどを入れたジャンボ看板が完成、分署前に掲出して道行く人達に防火防災の大切さをよびかけています。
この看板は、縦1.8m、横2.7mの大きさのもので、春の火災予防連動までの作成をめざして、署員が協力し合い暇をみつけて、約一月がかりで完成したものです。
「ゼロ1500日達成」は、地区の皆さんの防火防災や人命尊重への意識の表れであり、「さらにこの記録をのばすよう頑張ります。」と力強く語っています。

防火のバトンタッチ!

少年消防クラブの修了式・入会式
大阪府・枚方寝屋川(組)

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3月25・26・27日の3日に分け、当消防管内では、小学校卒業に伴い少年消防クラブ活動を修了するクラブ員の修了式と、この4月から新クラブ貝として活動する子供たちの入退会式を行いました。
この少年消防クラブは、少年少女の火災予防意識の啓発と健全な育成を目的として結成しており、各消防暑の指導のもと防火教室を開いて勉強したり、鼓笛演奏などによる防火キャンペーン、消防訓練、施設見学等、数多くの防火啓発活動を行っています。
修了式では、消防議員や育成者のお母さんが見守る中、3年間のクラブ活動を終え、巣立っていくクラブ員たちに各消防署の署長から修了証が手渡されました。少年消防クラブの隊長から「消防のおじさん、3年間ありがとうございました。中学生になっても、このクラブで得た知識、経験を生かして防火防災のリーダーになるよう頑張ります。」と、修了者を代表して力強くお礼の言葉を述べました。
続いて新クラブ員の入会式が行われ、今回初めて少年消防クラブの制服を着用して参加した子供たちは、緊張しながらも「お兄さん、お姉さんに負けないよう火の用心につとめます。」と誓いの言葉を述べ、署長からそれぞれクラブ手帳が手渡されました。最後に新クラブ員が修了生に花束を贈るとともに握手を交わして防火のバトンタッチを行い、新クラブ員としてのスタートを切りました。

 

 

 

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