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『大阪府婦人防火クラブ連結協議会10周年記念式典』の開催

大阪府婦人防火クラブ連絡協議会
会長 小林 次子

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<第一部大阪府婦人防火クラブ連絡協議会10周年記念式典>
平成8年2月8日(木)午後、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)ホールにおいて、午前の「大阪府防火クラブ大会」に続き「大阪府婦人防火クラブ連絡協議会10周年記念式典」を多数の方々の参加のもとに開催いたしました。
この式典は、大阪府婦人防火クラブ連絡協議会が、10周年を契機に組織及び活動の拡充強化を図るために開催し、府下の婦人防火クラブの防火・防災思想の高揚と安全な地域社会の実現に資することを目的としています。
第一部(式典)は、当協議会監査委員の開会のことば、大阪府知事及び当協議会会長のあいさつで幕が開きました。
次に表彰式として、まず知事から府下の婦人防火クラブの地域における功績に対する感謝状の贈呈を、続いて、当協議会会長から多年にわたり地域の婦人防火クラブ役一員として功績のあった方々に対する表彰と10周年を記念して募集した当協議会の歌(歌詞)の各賞の表彰、及び作曲者に対する感謝状の贈呈を行いました。
式典の最後には、作曲者の指揮のもと、作詞者(歌詞募集の最優秀賞受賞者)が所属する松原市婦人防火クラブのコーラスによりできあがったばかりの歌を披露しました。
なお、多数の来賓の方々にご臨席いただきましたが、代表として、大阪府議会議長及び(財)日本防火協会会長(常務理事代読)からご祝辞をいただきました。
<第二部シンポジウム〜(トータルテーマ)阪神・淡路大震災を越えて>
第二部では、「阪神・淡路犬震災を越えて」のトータルテーマのもとにシンポジウムを行いました。
このシンポジウムは、阪神・淡路大震災の甚大なる被害を受けた私たちが、その体験を見つめ直し、貴重な教訓として、今後の諸活動に生かしていこうとするものです。
まずはじめに、兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会会長を講師にお迎えし、「阪神・淡路犬震災を体験して」のテーマによる基調講演をしていただきました。
兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会会長は、この大震炎により自身も住家の損壊を筆けられたにもかかわらず、被災地での救援活動等に精力的に活躍され、その貴重な体験のご披露とそこから得られた教訓をお話しいただきました。
続いて、「安全で、安心して暮らせる都市をめざして」をテーマにシンポジウムを行いました。コーディネーターは府消防防災課長で、ほか3人のパネリストによって行い、阪神・淡路大震災発生時における活動や反省、感じたことなどの発表を行い、これらを踏まえて、今後の婦人防火クラブ活動の在り方などを討論いたしました。
最後に、当協議会副会長が読み上げた「大阪府婦人防火クラブ連絡協議会10周年の誓い」が採択され、閉会を迎えました。

 

 

 

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