
おわりに 保育園の職員は保母・看護婦・給食担当という3つの職種で構成している。保育園現場の中で得た多くの経験を、それぞれの職種が地域の親にも伝えていけたらいいと思っている。 看護婦も育児教室のスタッフとして毎回かかわっている。日々保育園の子ども達の生活に入り込む中で、担任保母とちがう立場で子どもの気持ちを受けとめたり、病気やけがの対応をしたり、親への援助をしたりするなかで、より乳幼児が健康に育つようにと積み上げてきた経験を育児教室の中でもいかしたいと思っている。 母子保健法の改正により9年度より保健所保健婦の参加がなくなる。育児教室が保母職だけで実施されるのでなく、健康にかかわる保健職も一緒にかかわっていく必要性を感じる。 保育園には0歳〜6歳までの子ども達が生活をし遊んでいる。この特性を生かして地域の子ども達へも支援ができたらいいと思っている。
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