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提案要旨
低年齢児保育と保健活動

 

福本 孝子(守口市錦保育所看護婦)

 

昭和46年〜49年のベビーブーム以来、出生率は低下し少子化の進行や、女性の社会進出など、子どもを取り巻く環境の変化は、めざましいものがあります。
このような状況のなかで、いろいろな課題がでてきました。保育所へ入所してくる子どもたちも“入所理由”などの状況は以前にくらべると多様化してきております。
これに対し、厚生省における母子保健施策が、うちだされております。
平成元年12月、母子保健につき5項の基本的考え方と具体的な施策が提言されました。

 

1.「こころ」の健康の重視
2.家族や職場を含めた地域ぐるみの対応の重視
3.住民の自主グループの支援
4.相談事業や健康診断後指導の重視
5.健康に関する諸科学の進歩への対応

 

そして平成6年12月には「エンゼルプラン」が策定され、時代は動いています。
そのような中で、我が守口市は、昭和62年より、看護婦は0歳児の担任と位置づけられ、0歳児の入所している保育所にのみ、配置されている現状にあります。

 

そこでの看護婦の活動

 

1.0歳児の担任として、保育と健康管理
2.救急時の対応処置

 

その他、余力があれば、健康診断後の指導や計測

 

 

 

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