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事務局からのお知らせ

一 平成八年度第二回理事会
当協会の平成八年度第二回理事会が次のとおり開催されました。
(1)日時 平成八年九月二十日一五・○○
(2)場所 広島市中区富士見町一一エソール広島
(3)議事
第一号議案 財団法人日本船舶振興会(日本財団)補助金申請に関する作
・平成九年度の補助金申請を実施するにあたり、平成八年度通常総会において、本理事会の議決をもって、総会の議決とすることに予め委任決議を受けていることを確認後、補助金申請案をはかったところ事務局案どおり承認された。
平成九年度財団法人日本船舶振会(日本財団)補助事業
事業名「小型船舶の安全確保」
事業経費
総額 六、○○○、○○○円
補助金申請額 四、五〇〇、○○○円
自己負担額 一、五〇〇、○○○円
経費の内訳
教育活動費 一、九〇正、○○○円
安全活動費 一一三九一、○○○円
広報活動費 一、四〇四、○○○円
海事思想普及活動費 三〇〇、○〇○
総計六、○○〇,○○○円
第二号議案 被表彰者の選考に関する件
・広島地区小型船安全協会長から推薦の多年にわたり積極的活動を行った海上安全指導員山崎法明氏、貞宗宏氏、岡山県西部地区小型船安全協会長から推薦の海難防止及び同協会の発展に貢献した協会役員小幡英輔氏、妹尾諭氏、田口薫氏、愛媛県東部地区小型船安全協会長から推薦の同協会育成及び海難防止等に寄与した協会役員越智庄治氏の瀬戸内海小型船安全協会長表彰が議決された。
第三号議案 廃止無線海岸局の機器の取り扱いに関する件
・廃止無線海岸局機器で耐用年数を経過したものの取り扱いについては、現場処分を行うことで承認された。
二 平成八年度全国小型船安全協会連総会議
平成八年度全国小型船舶安全協会連絡会議は、日本海難防止協会の主催により、平成八年十一月十二日、東京都港区虎ノ門、虎ノ門パストラルにおいて、海上保安庁担当官、日本海難防止協会及び日本海洋レジャー安全・振興協会理事及び関係者、関東、中部、関西、瀬戸内海、九州北部の各小型船安全協会会長及び実務担当者出席のもとに開催された。
当瀬戸内海小型船安全協会関係では、第六管区海上保安本部警備救難部航行安全課二宮和久専門官片山嘉雄副会長、児島正一郎事務局長が出席した°
会議は、(財)日本海難防止協会西山知範専務理事の主催者挨拶、海上保安庁警備救難部航行安全課長代理、谷義弘補佐官の来賓挨拶の後議事に入った。
主催者挨拶要旨
小型船舶事故防止のため、毎年一回会議を開催し情報交換を行っている、各地区の実情を交換し風通しを良くすることをお願いしたい、経済状態も思わしくなく予算も削減の傾向にあるが、今後も努力して本会議の開催は継続したいので協力願いたい。
来賓挨拶要旨
プレジャーボート等の隻数の増加は、増加の傾向が緩んではいるものの、確実に増加の一途を辿っている、従って海洋レジャー事故も増加しており、これが対応には民間ボランティアーの協力が是非必要で、日頃から尽力願っている小型船安全協会には感謝している。海上保安庁としては、放置艇、漁業者との調整の問題等、海洋レジャーを楽しんでいる方々のお手伝いをお願いしたい。
議事
(1)プレジャーボート等の海難発生状況について
海上保安庁担当官から、資料をもとにプレジャーボート等の要救助海難発生状況につき説明があった。
(2)日本海洋レジャー安全・振興協会の事業について
日本海洋レジャー安全・振興協会高野武王常務理事から資料をもとに平成八・九年度の事業計画につき説明があった。
(3)各小型船安全協会の活動の現状等について
資料をもとに各地区毎に現状の説明をおこなった。
(4)その他
プレジャーボートの保管問題船籍把握の方策、関東地区のPBS(プレジャーボートスポット)の現状、漁業と海洋性レクリェーションとの共存等について活発な意見交換等が行われた。

 

 

 

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