▼グランドワーク「おおたかの森トラスト」
■所在地〒350-13埼玉県狭山市水野532-25 TEL・FAX 0429-56-0686
■責任者/会員数
代表・足立圭子 保護者20名(会員制度はとっていない) ■会の発足/活動場所/活動内容
おおたかの森は430haです。埼玉県所沢・狭山・入間・川越の4市と大井・三芳の2町にまたがる平坦地にある武蔵野の雑木林で、約300年前に新田開発で生まれ、絶滅の危機にひんしているオオタカが棲んでいます。大きかった森は相続税支払のために売られ、あちこちに墓地や産業廃棄物処理施設ができました。オオタカがいることは密猟を恐れて長い間秘密にしていましたが、近年、雛が盗まれる事件が続出。森を子ども達に引き継ぐため、生き物たちが棲める森の手入れをする活動、グランドワーク「おおたかの森トラスト」が1994年6月にスタートしました。しかし、この森を保護する法律は整っていません。土地がなくなれば森はなくなる、土地は全て個人所有で買うか借りるか、そして保全活動のための機材も必要です。 そこで基金活動を開始しました。地域の人が「この自然が必要だ」と気がついて動きだすまで、自然を観察して楽しむことはしばらくお預けです。市民は知恵や知識と労働を、行政は法の整備を、企業は資金や労力の提供をと、お互いに得意な事を分担します。 集まったお金で100坪を買い取り、2.7haを借りて自然生態系保全協定を結んでいます。
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