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まえがき

私たち(社)大阪自然環境保全協会では1983年から“身近な生物生態系の保全を前提とした里山の保全と新しい活用”を提唱し、その普及と啓発に取り組んできました。そしてその活動は都市近郊のみどりを、市民参加によりまもり育てていくことを基本に展開してきました。
市民による里山保全活動とは、つまり休日を都市近郊の山で管理作業をして過ごすことです。そこで私たちは、このボランティア活動のことを”里山ホリディ”と呼ぶことにしました。
楽しみながら環境保全を考え、実行する、そんな仲間がもっともっと増えることを願いつつ……。
今、地球のため、自然のために何かをしたいと思っている人は確実に増えています。しかし様々な情報が飛びかうばかりで何から始めればいいのかわからない…そんな人が多いのも事実です。
今こそ、その大きなパワーを受けとめる器が必要なときだと私たちは思います。私たちは今回このシンポジウムを通じて、たくさんの人の知恵と力をひとつにつなぎ、大きなネットワークづくりをしたいと思っています。

 

このシンポジウムは平成8年度日本財団補助事業として実施します。

 

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