
審判員の任務と競技の流れ
(第4回地球ユース卓球選手権大会)
審判長白川誠之
団体戦
1.オーダー交換用紙準備:進行担当
試合開始前40分前までに、コート別に対戦相手を一組にした所定事項記入済みのスコアシートと、(4枚綴り)、ABC,XYZ記入票(3枚綴り)各1部と、協会別登録選手名・選手番号カードを揃える。
2.オーダー交換所受付け準備:進行担当
各コート別番号で表示したオーダー交換所の受付け机の上に、上記3種類の帳票・カードおよび対戦国名表示板一組を並べ、担当審判を待つ。
3.オーダー交換の実施:副審判長または審判長代理が、オーダー交換の総指揮をとる。集合が遅れているチームの把握、呼び出し・宿舎への連絡等は進行係が行う。
担当主審:
・試合開始35分前までに、オーダー交換所に集合。担当コート番号の受付け机上のオーダー交換用紙(国名、コートNo.、選手名、選手番号)および国名表示板一組を確認し、対戦チーム監督の集合を待つ。このとき、国名表示板を頭上に掲げると監督が容易に見つかる。
・両監督が集まったら、主審は両監督と握手後、ABC/XYZ選択のコイントスを行い、ABC/XYZを決め、それぞれの監督に、選択されたABC/XYZそれぞれのオーダー用紙を手渡し、ABC/XYZの各個に選手番号と選手名を、協会カードを参考にして記入してもらう。このとき、秘密が守れる書き込み用机を準備すること。筆記用具も準備したほうが良い。
・監督によるABC/XYZの各欄への書き込みが終了したら、選手番号と選手名が正しく書かれているか確認して、その場でオーダー交換を行う。書き込まれた3枚綴りの下2枚をそれぞれ自チームと相手チームに手渡す。
・上の残り1枚を、進行係に手渡し、スコアーシートヘの書込みを依頼する。
4.試合球の選択:担当主審
・監督(同行した選手でも良い)に試合球として合計4個を選んで貰う。このとき、一番良いものから順番をつけてもらい、ボール入れに保管する(担当主審が試合コートまで責任保管)
5.スコアシートの作成・受取り:進行担当および担当主審
・ボール選択の間に、進行係はスコアシート(4枚綴り)への書込みをし、完了後、待機している担当主審に、スコアシート(4枚綴り)を手渡たす。主審はABC/XYZの順番・組合わせが正しく書き込まれているかチェックする。
6.試合コート整備・チーム到着待機:副審
・試合開始5分前に担当コートに入り、コート整備を行う。
(テーブル、ネット、フェンス、床、ベンチ・椅子チェック、スコアカウンタ)
・試合前の2分間の練習以外の試合に直接関係ない練習はいっさい禁止とする。
・ベンチはリーグ戦の表の上位を内側(中央)として、対戦チーム名表示プレートをフェンスの定められた場所に掲示する。第2ステージでは、上位シード位置のチームを内側とする。(表示板はオーダー交換終了後、主審から受け取る)副審B
・ベンチの椅子の数は5個とする。5名は誰が座っても良い。
7.両チーム全員が揃ったら
・副審:スコアカウンターのゲーム得点を0−0にする。
チーム得点に0−0を入れる。
・主審:競技用服装をチェックする。必要あれば、直ちに審判長に連絡、判断を仰ぐ。
対戦相手が互いに異なった服装となっているか。
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