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(7)Haiphong Port

a)ハイフォン港は、カム河の右岸に位置し、年間貨物取扱量は約500万トンで、サイゴン港に次いで国内第二の港湾である。

b)港は次の4つの港区からなる。

1 中央港区−岸壁長さ 1,717m(11バース)

−取扱貨物 一般貨物、鋼材、バルク、コンテナ(年間50,000TEU)

2 チュアベ港区 −岸壁長さ 330m

−取扱貨物 コンテナ(年間150,000TEU)

−日本から4,000万ドルを借入れて拡張予定である。

3 ドンハ港区− 岸壁長さ 200m

−2,000dwt以下の船舶が対象

4 ヴァチヤック港区 −岸壁長さ 314m

− 2,000dwt以下の船舶が対象

c)荷役作業はshift制により年中無休で行っている。

d)10,000〜50,000dwtクラスの船はハイフォンから80km下った河口のハロン湾で瀬取りをして小船で上って来る。

e)ハイフォン港への航路は、現在7,000dwtまでであるが、将来は次のような航路整備を行うことにより10,000〜20,000dwtまでを航行可能とする予定。

幅   水深   長さ

現在  100m 5m 40km

Phase1 100m 6.5m 40km

Phase2 100m 9.3m 40km

 

 

 

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