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(2)子ども地域環境宣言

 

皆さんもご存じのように、酸性雨、オゾン層の破壊、地球の温暖化、熱帯雨林の現象、砂漢化など、今私たちを取り巻く身近な地域や自然は、様々な問題をかかえています。このような問題をどのように解決し、この美しい地球をどのように守っていけばよいのか、そして来るべき21世紀に向けて、私たちはなにをしていけばよいのか、私たちなりに一生懸命考えてみました。(京都地区代表)

 

地域や環境について考えるためには、実際に自分で行動し、その中で考えることこそが大事であると思い始めました。そしてこの環境調査〔川の生き物しらべ〕を通じて、いろんな水性昆虫が、いっぱい住んでいるのを知りました。川の中で石にひっついて一生懸命生きています、自分たちが暮らしている地球の自然や環境を、自分の目や耳、手、そして何よりも心と身体全体で実感できたことは非常に有意義なものでした。(奈良地区代表)

 

大好きな川で、私たちもうんと遊びたい!自然いっぱいの楽しい学校、楽しいふるさとにしていきたい!
「この山とともに生きる鳥たち」「この川とともに生きる魚たち」「自然と人間がいつも仲良く手を取り合って」自然とともに生きていきたい!
これが私たちの願いです。
そんな、私たちのあつい願いをこめて、ここに「私たちの環境宣言」を発表します。ともに生きる地球の仲間たちに!(愛知地区代表)

 

子ども地域環境フォーラム’96−子ども地域環境サミット in 京都−

 

 

 

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