
(3)環境調査 in 奈良
この報告は、子ども達の地域での体験学習をバック・アップする、『子ども地域環境フォーラム’96』の第3弾となる、「環境調査」の結果をまとめたものです。
7月に行いました「環境学校」で、子どもエコクラブの活動や、具体的な環境調査として「リバー・ウォッチング」を学び、10月12日(土)いよいよ現地に行って「水生生物の観察」を行いました。
子ども達のみならず、サポーターとして参加した大人にとっても、貴重な体験学習の機会を提供できたものと、確信しております。
社団法人 日本青少年育成協会
奈良支部長 山田義博
リバーウォッチング in 飛鳥
学校週五日制の土曜休みも定着してきました。また、10月は絶好のハイキングシーズンです。せっかくの土曜の休み、家でごろごろしたり、学校の部活であけくれることなく、水のきれいな飛鳥川で自然に親しみながら、川にすむ生き物調べをしました。
日 時 : 平成8年10月12日(土)第2土曜日 午前9時〜11時30分
場 所 : 飛鳥川 甘橿橋(高市郡明日香村)
指 導 : 御勢先生(奈良産業大教授・奈良県環境アドバイザー)
参加者 :
小・中学生 15名
小学校教師 1名
子ども会等地域指導者 5名
合計 21名
奈良産業大学教授で、奈良県環境アドバイザーをしておられる御勢久右衛門先生の指導のもと、環境調査を行いました。
また、御勢先生にはどんな質問にも親切に答えていただいて、参加者一同、満足のいくリバーウォッチングになりました。
先生の指導に従って、少しだけ水が流れていて、石がごろごろしている所を探して川に入り、石を持ち上げて裏を見ると、虫がたくさん付いていました。
このように見つけた生き物をピンセットでトレイに入れて、先生に名前を聞いていきました。
〔見つかった生き物〕 オイカワ、ヨシノボリ、ヘビトンボ、サワガニ、カワニナ、ゲンジボタルの幼虫
…オイカワ、ヨシノボリは、少し汚れた川にいるらしいのですが、水が透きとおっていて、とてもきれいな川だと思っているので、ちょっとびっくりしました。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|