3つの提唱
〜 本事業から得られたものとして以下の3つの提唱を掲げる 〜
実行委員長 近藤 正隆
1.自分の住んでいる地域環境を知ろう。
環境教育は、まず自分の住んでいる地域の環境を知ることから始まる。自然環境、生活環境を知り、地域教育力の向上に生かす。人も互いに環境を形成しており、地域の人材の活用は、地域の教育ネットワーク確立に役立つ。
2.自然環境教育の3ポイントを学ぼう。
環境教育には3つのポイントがある。
第1に「環境から学ぶ」ことで、自然体験の中で、自然から学ぶ。
第2に「環境について学ぶ」ことで、人と環境との関わり、つまり公害や生活汚染についての知識を身につけていく。
第3に「環境保護を学ぶ」ことで、環境を守るために何をしたらよいかを学び、実践に結びつける。
3.各地で、子どもを中心に保護すべき「県の木、花、鳥、昆虫」を制定しよう。
各県の木、花、鳥を大人は知っているか。それが、30年前の制定のままでいいのか。今保護すべき生き物は何か。それを子ども達が調べ、検討し、子ども達が選んだ県の木、花、鳥、それに昆虫も発表する。そうすれば子どもも大人も、その生き物を、そして自然を大切にする。
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