
第一日目
講義?T「プロジェクションによるエフェクト効果」
講師 佐藤壽晃(舞台照明家・劇場コンサルタント)
九州では初めてのプロジェクションに関する企画。ビデオプロジェクションを駆使し視覚に訴えつつ平易な解説をいただいた。
僅かな時間であったが、意義深い内容であった。
施設見学
アクロス福岡の円形ホール及びイベントホールの施設が概要、機能・特性等についての視察研修を実施した。
第二日目
講義?T「プロジェクションによるエフェクト効果」(実技)「実験劇場」
福岡シンフォニーホールにおいて、前日の講義をベースに、メーカー提供の最新の映像機器等を紹介しつつ、プロジェクションによる多彩な背景を舞台上に構成し、地元バレエ団員の協力によるバレエを上演した。最先端を行く照明技術に直接触れて学ぶ機会を得ることができた。
出演者:IK Ballet Studio STEPS 伊藤愛 氏 外8名
講義?U「テクノロジーとデザイン」
〜舞台照明とはどういう仕事か〜
講師 辻本晴彦(舞台照明家・照明デザイナー)
舞台照明に携わる人達の基本に立ち返ったところから、人間の感覚(感性)と照明の科学技術との関連といったテーマで分かり易く講義をいただいた。
○プロセニアムからシューボックスヘの転換
バレエ・オペラ等の催し物に対応するプロセニアム形式の舞台からコンサートホールとしての音響特性に優れたシューボックス型への転換を見、都市型ホールにおける舞台機構の最前線に触れる。
○ミニコンサート
クラシック音楽の演奏会場としての音響特性をもつシューボックス型の下で、生のミニコンサートを鑑賞し、その音響の違い等を体験した。
演奏:ピアノ:富安美奈子
ヴァイオリン:朝永茜
曲目:ビュータンのヴァイオリンコンチェルト5番第1楽章
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