海外コラム
○変わった感電死
米国メリーランド州のホテルで一八歳の女性が自分の部屋に入ろうとしてドアにキーカードを差し込んだところ感電して倒れた。要請により出動した救急救命隊員が現場で蘇生手当をしたが助けることができなかった。調査の結果、彼女は嵐の中で全身ずぶ濡れになっており、空調設備の漏電が体の中を通過したことが明らかになった。
○耳寄りな語
ゴキブリで有名(?)なオーストラリアのシドニーで救急隊員がユースホステルに宿泊中のスウェーデン人カールステット君(一九歳)の耳の中からピンセットを使って長さ約三八ミリのゴキブリを取り出した。カールステット君は、現地のテレビに出演して「ゴキブリはひっきりなしに動いていて、動く様子がよく聞こえた。」と言っている。医師に診断してもらったところ、何も異常はないという。
○災害現場にトイレ車
英国オックスフォードシャー消防局では、特に給食車が出動するような長時間作業を必要とする災害現場で消防隊員がトイレ車を使用している。水洗で、男性用と女性用とが備えられており、電源に接続できるようになっている。三日から四日間はメンテナンス無しで使用できるという。現在のところトイレ車は、契約により請負業者から出動する。
(文責 大野春雄)
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