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わが町

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〜花と文化財の里〜

西葛城消防組合は、奈良県の西北部に位置し、新庄町と當麻町の二町で構成され、総面積は、三三・七一?qで南北に長い地形をなし管内人口は、三五、○○○人で金剛・生駒国定公園の中程にあって、二上山、葛城山をはさんで大阪府に接しています。
大和地方でも有数の景勝地である二上山(標高五一七m)には、天武天皇の皇子「大津皇子」の墓があり、遠くから見るとラクダのこぶのようにも見えます。白鳳文化の発祥の地として開け、貴重な文化遺産である當麻寺は、天武天皇九年(六八一年)に建造され、奈良時代の東塔。西塔が現存するのはこの當麻寺だけであり、実に一、三〇〇年の歴史を持つ古寺で、多くの国宝・重要文化財等を包蔵しボタンの花も有名で年間多くの観光客で賑わいます。また、相撲の発祥の起源を担った人物、當麻蹶速の墓とその隣には、全国的にも珍しい相撲館があります。めぐまれた地理的条件のもと、屋敷山公園、葛城山麓公園、二上山ふるさと公園など、多数の大規模な公園が整備され、あらゆるところで花を見ることができ、豊かな緑に恵まれています。
西葛城消防組合消防本部
消防長 宮岡良浩

 

 

 

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