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わが町

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〜北海道木彫り熊発祥の町〜

私たちの町、八雲町は、北海道の南部、渡島半島の北部で、円い湖のような内浦湾の最奥に位置し、人口一八、〇九三人、総面積約七三五km2で、今年開町一一七年を迎えます。
「八雲」という町名の由来は、名古屋の熱田神宮にまつられている須佐之男命(「日本書記」では素箋鳴命専)が、新妻のくしいなだ姫を迎えたときの喜びを詠んだものといわれており、「八雲立つ、出雲八重垣妻ごみに、八重垣つくるその八重垣を」という古事記所載の詩より徳川慶勝候が明治一四年に選定されたものです。
また、八雲は、北海道木彫り熊発祥の地としても知られています。山と海の自然に恵まれ、酪農、稲作農業、そしてホタテ養殖、鮭漁等が町の基幹産業となっています。
当本部は、職員三七名、団員二一〇名の体制で災害のない安全な町づくりの実現を目指し消防職・団員一丸となり取り組んでおり、昨年度は、小型動力ポンプ付積載車に一、○○〇lの水槽付を整備し、初期消火に力を入れているところです。
いま、町では、「自然美術館・八雲」というキャッチフレーズのように、美しいうるおいのある町づくりに町民が一体となって取り組んでいます。
八雲町消防本部
消防長水口五郎

 

 

 

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