(C) 需要状況
政府の開発計画に基づく資材、生産財の輸入は比較的活発であり、輸出入物資、国内流通の面での沿岸航行用船舶の必要性から、船舶の潜在需要はあるが、それも現状を維持するための代替船の需要がある程度である。
なお、最近における保有船腹量の推移からみると、83年には100G/T以上の鋼造船が1隻、84年は2隻、85年は9隻、それぞれ拡充されている。
年別船腹保有量の推移
(3) 港湾事情
マダガスカルには、東岸のトアマンナ港、西北岸のマジャンガ港および北端のアントシラナナ港を含めて18の港湾がある。
トアマソナ港は、同国最大の国際貿易港であり、首都アンタナナリボと鉄道で結ばれ、同国海上貨物全体の3分2以上を扱っている。
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