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（9） 評 価
南アフリカ共和国は、政情不安でありここ当分輸出市場としては期待できない。
わが国からは従来比較的多くの各種船舶の輸出実績があり、同国の日本造船業に対する認識も深く、輸出市場として期待されていた。
しかるに、近年同国のアパルトヘイト政策に対する国内紛争が続いており、更に同政策に対する世界的な制裁措置が強化されつつあり、わが国も同国への投資禁止、特定物品の輸出入制限等を行っている状況である。
同国の海運力拡充ばやや停滞しているが、政情が安定すればある程度の需要が期待できる。
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