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また、86年に入ってトラクター組立工場(TRAMA)が完成し、3月にはスーダン向けの輸出を成約し、今後はモザンビークやザンビアヘの輸出が見込まれている。
85年に完成のムフィンディ製紙工場は、87年.までに年3万トンの輸出を目指しているが、既にザンビアおよびケニア向け新聞用紙の輸出が決定している。
タンザニアの対外債務残高は、83年末の25億8,400万ドルから、86年初めには約40億ドルに達した。
外貨準備高は、77年のコーヒー・ブーム直後の2億7,500万ドルから、81年には120万ドルに激減した。その後84年までに2,680万ドルに回復したが、85年末現在では1,180万ドルに減少している。

 

(2)船舶事情

(A)保有状況
1985年末現在に拾けるタンザニアの保有船腹量は、100G/T以上の鋼造船が40隻、合計50,576G/T(59,048DWT)で、これを船種別にみると次の通りである。

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