(保有船舶) 補給船 298G/T(1隻) 1975年建造
(3) 港湾事情
ケニアにおける港湾は、モンバサ、ラム、マリンジの3港が主なものである。
モン・バサ港は、16の深水バースを備え、アフリカ東海岸では屈指の国際貿易港である。
同港における海上貨物取扱い実績は、次の通りである。
1. モンバサ港
同港は、首都ナイロビを経由して、内陸のウガンダ共和国の首都カンパラと鉄道で結ばれており、ウガンダの輸出貨物(コーヒー、茶、原綿、皮革、銅鉱石、燐鉱石、木材など)の積出港でもある。
モンバサ港は、モンバサ島の西南側に位置したキリンジニ港と、同島の東側にあるモンバサ旧港から成っている。
旧港は水深11.89m(干潮時)で、小型沿岸航路船、セメント専用船、帆船などに使用されている。
キリンジニ港は、水深12.8〜27.5mで、各種船舶12隻を同時に収容できる広大な鐘泊地がある。
キリンジニ港の西側の係船ブイは、吃水にかかわりなく、最大長さ213.35mの船舶4隻の収容が可能である。
埠頭バース(全長314.9m、水深10.97m)のうち、16号バースはバルク・キャリア、17号および18号はコンテナ船に使用されている。
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