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84年におけるケニアの輸出(単位:百万ケニア・シリング)は、英国(2,845)、西独(1,961)、ウガンダ(1,352)、オランダ(1,052)、米国(776)の順位で首位を占め、輸入では英国(3,057)、アラブ首長国連邦(2,575)、日本(2,235)、西独(1,961)、サウジアラビア(1,578)の順位であった。
ケニアは東アフリカ諸国のうちでは比較的工業化の進んだ国であるが、元来、輸入依存度が極めて高い国であり、輸入を極端に抑制すると経済が立ち行かくなる。このため、政府は外貨準備の動向を見ながら輸入制限を調整している。
ケニアの貿易収支は恒常的赤字基調にある。外貨準備高は85年末に、2億9,800万ドルに落ちたが、86年3月には4億2,400万ドルに回復し、その後も好調に推移している。

 

(2) 船舶事情

(A) 保有状況
1985年末現在におけるケニアの保有船腹量は、100G/T以上の鋼造船が28隻、合計8,052G/T(4,859DWT)であり、これを船種別にみると次の通りである。

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