(B) 漁船保有状況
現在、スーダンには100G/T前後の鋼造漁船はなく、5〜6トン前後の小型船が若干あるのみで、漁船の多くは木造船である。
(C) 漁業開発計画
スーダン政府は、水産資源の豊富を紅海およびインド洋の漁業開発を図るため、旧来の漁労方式の近代化、鋼造漁船の増強に意欲を示しているが、その具体的方策は未だ決定していない。
(6)船舶の輸入ルート
(A) ライセンス発給機関
スーダンは国内産品保護の見地から、これと競合する類似品の輸入、およびイスラエル、ローデシア、南アフリカ共和国からの輸入を禁止している。
輸入品は次の4区分に大別されている。
(a) ライセンス不要の物資
政府が直接輸入する物資、旅行者の身廻品、書籍、商業見本、郵便、航空小包で価格が2スーダン・ポンド以下のもの、贈答品で5スーダン・ポンド以下のもの。
(b) OGL物資
原材料、資本財、消費財などを含む必需物資券よび輸入禁止国以外いずれの国からの輸入も許可される。
(c) 個別ライセンスを必要とする物資
特定の物資は割当でその物資の輸入を許可するが、それには個別にライセンスが必要である。
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