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東京港葛西沖の浅海面
東京海上保安部
東京港の東端、荒川と旧江戸川に挾まれた場所に『三枚州』と呼ばれる東京港内唯一の浅瀬が存在します。
海に馴染みの薄い方であれば、水族館等で一躍脚光を浴びている葛西海浜公園の沖合といった方が早いかもしれません。
平成元年から平成5年までの過去5年間に東京港内で発生したプレジャーボートの海難は41隻、このうち乗り揚げは18隻(プレジャーボート海難の44%)、更にこのうち三枚州で乗り揚げた船舶は15隻(プレジャーボート海難の37%)、つまり東京港で乗り揚げ海難を起こすと言えば三枚州、と言っても過言ではないでしょう。
三枚州乗り揚げのもう一つの原因『船位不確認』。
【事例1】
「浦安を出港してから40分だから、もう三枚州の沖を過ぎただろう。そろそろ曲げようか」
『ちょっとまって!』
・三枚州の標識は確認しましたか。
・風や潮で三枚州に異常接近していませんか。
【事例2】
「暗くなったので、そろそろ帰ろうか。あの辺の灯がマリーナだろう。この位の針路でよかろう」
『ちょっとまって!』
・三枚州の標識は確認しましたか。
・夜ですよ。遠近感が昼間とは違いますよ。
・その灯で本当に問違いないかな。

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