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ウォータークラフト同士の海上での意志伝達方法

(1)ハンドサイン〈ハンドサインは左手で〉
ハンドサインの種類

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左 スピードが足りない。前後方向をしっかりと確認してスビードを上げる。(ストロークは下から上へ)
右 スビードが出過ぎている。もっとスピードを下げて走る。(ストロークは上から下へ)

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左 とにかく速やかにビーチに戻ること。安全を確認し一番近いルートで戻る。(ストロークは前から後ろ)
右 右へ曲がりなさい。(大きく自分の左背中あたりから白分の右肩ヘストロークする)

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左 左へ曲がりなさい。(ストロークは白分の胸あたりから大きい動作で行なう)
右 スタートしなさい。(進んでもいいという方向を人指し指で指し示し、自分の肩から前へストローク)

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左 速やかに停止しなさい。(左手首だけをストロークするようにする)
右 エンジンを切りなさい(左手の親指で自分のクビを切る感じでストロークする)
意志の伝達
エンジン音、水切り音、風切り音などで会話は困難な場合がある。操縦に夢中ならば、さらに伝えるのが難しくなる。過常の場合はそれでもいいが、危険な時にはそうはいっていられない。そういった場合を想定して最低限安全を確保するための意志表示として、ハンドサインを覚えてほしい。ハンドサインは、自分が相手の艇の右側先行位置で出す。

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(2)フラッグによるサイン
赤・・・停止しなさい
黄・・・注意しなさい(暗岩あり、落水者あり、遊泳者あり、ダイバーありなど指示された方向に注意)

 

 

 

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