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?通風・換気
機関室のハッチなどを開放し、通風・換気を行います。
?バッテリスイッチをONにする

 

3. エンジン始動

エンジン始動のための点検が終了したら、始動の準備に入ります。エンジンの始動に際しては、船尾付近に障害物がないかどうかを確認して下さい。また、船のもやいがきちんとされているかどうかの確認も大切です。
?クラッチコントロールレバーを中立に置き、プロペラが回らないようにします。
※通常はクラッチコントロールレバーを中立に置かないとエンジンは始動しないようになっています。
?エンジンコントロールレバーを少し回転増の方向に倒します。温暖時には中立の位置で始動します。
※小型船ではコントロールレバーが一つの場合があります。その場合にはコントロールレバーを中立にし、レバーに付属するフリースロットルボタンを押し込んでクラッチフリーの状態で始動します。レバーを中立に戻すと解除されます。
?1週間以上エンジンを使用しなかった場合には、燃料をカットした状態で約15秒程度のクランキングを行い、前もってエンジン各部に潤滑油を行き渡らせておくことが必要です。
?エンジンストップノブを押し込み、エンジンが回転すると燃料がエンジンに供給されるようにします。(ガソリンエンジンには無い)

 

メインスイッチ

018-1.gif

 

?始動スイッチにキーを差し込み、ON(運転)の位置にキーを回します。この位置でバッテリリレーが作動し、電源回路が接続されます。
?始動スイッチを0Nの位置から、さらにSTART(起動)の位置まで回すと、スタータモータが作作動してエンジンが始動します。
?スタータモータの作動でエンジンは回転するが、エンジンが始動しない場合には始動スイッチを一旦0FF(停止)の位置に戻し、エンジンを停止してから再始動します。スタータの一回の使用時間は15秒以内とし、何時までもスタータを使用してはいけません。
?再始動するときは、始動に失敗した際のエンジン

 

 

 

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