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晋友会合唱団 Shin-yukai Choir : Chorus
関屋晋が常任指揮者を務める10余のアマチュア合唱団の総称。1980年の小沢征爾指揮新日本フィル定期でマーラーの《千人の交響曲》を演奏するにあたり結成され、以来新日本フィルと協演を重ねているほか、ベルリン・フィル、ボストン響、フィルハーモニア管、バーミンガム市響、N響、サイトウ・キネン・オーケストラ等で小澤征爾、シノーポリ、サヴァリッシュ、ラトル等の指揮者と協演し絶賛を浴びている。87年にはウィーン楽友協会でマーラーの《復活》、また89年の6月と12月にはベルリン・フィルで《カルミナ・プラーナ》を歌唱、録音するなど海外での活躍も多い。

 

関屋晋/合唱指揮 Shin Sekiya : Chorus Master
早稲田大学在学中より合唱指導を始める。1979年にはブルガリアの国際合唱コンクールで、最優秀指揮者賞を受賞。現在は湘南市民コール、松原混声合唱団、早大コールブリューゲルをはじめとして10余の合唱団の常任指揮者を務めている。80年には晋友会合唱団の常任指揮者となり、国内のオーケストラのみならずベルリン・フィル、ボストン響との演奏にも参加。合唱指揮者の第一人者として、94年藍綬褒章を受賞。全日本合唱連盟副理事長、日本合唱指導者協会理事。

 

新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
1972年、自主運営のオーケストラとして発足。指揮者団に斎藤秀雄、小澤征爾を擁して演奏活動を開始。現在、定期公演は上野の東京文化会館と渋谷のオーチャードホールの2会場で行われ、一貫して意欲的で斬新なプログラムは定評を得ている。さらに88年から4年にわたる世界初の〈ハイドン交響曲全曲演奏会〉や朝比奈隆〈ベートーヴェン、ブラームス交響曲チクルス〉〈ブルックナー・シリーズ〉、また〈小澤ヘネシーオペラ〉など音楽界の注目を集める好企画・名演奏を続けている。91年には創立以来20年にわたって親密な関係を続ける小澤征爾が名誉芸術監督に就任。〈フレンド・オブ・セイジ〉としてムスティスラフ・ロストロポーヴィチが定期的に指揮台に立つほか、指揮者にレオン・フライシャー、高関健を擁している。また97年秋には、墨田区が錦糸町駅前に建設中の〈すみだトリフォニーホール〉をフランチャイズとして、地域に根差したオーケストラとして一層の飛躍を期している。

 

 

 

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