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出演者

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1932年、東京生まれ。小・中・高を自由学園で学び、父・直忠より音楽教育を受けるとともに、指揮を故・斎藤秀雄に師事。1952年、東京芸術大字作曲科に入学。のち、指揮科へ転科。卒業と同時にラジオ、テレビ、映画などの分野で才能を発揮し、また、タレントとしても活躍。1972年、小澤征爾などとともに、新日本フィルハーモニー交響楽団の結成に努める。1974年、国連委嘱作品「人」を作曲、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ドイツ各地で絶賛を博した。近年は「一万人の第九」の指揮、映画「寅さんシリーズ」の作曲などを含め、幅広く活躍している。

 

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1979年、東京音楽大学オペラ科卒業(第13期生)、同研究科修了。文化庁オペラ研修所第4期生修了。日伊コンゴルソ テノール特賞受賞。海外留学3回。1986年「カルメン」のホセ役でオペラデビュー。のち、1989年、藤原オペラ「アイーダ」において、主役ラダメス役のテノール(ジュセッペ・シャコミーニ)急病の代役を務めて喝采を浴び、「藤原歌劇団総監督賞」「ジローオペラ新人賞」「第1回五島記念文化賞オペラ新人賞」の3賞を受賞した。イタリアオペラを中心に出演しているほか、日本オペラにも意欲的に取り組んでいる。現在、日本を代表するテノールとして幅広く活躍を続けている。藤原歌劇団正団員。

 

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新日本フィルハーモニー交響楽団
1972年、自主運営のオーケストラとして発足。指揮者団に故・斎藤秀雄、小澤征爾らを擁して、演奏活動を開始した。
以来、その一貫して意欲的て斬新なプログラムと充実した演奏が好評を得ている。4年にわたる世界初の〈ハイドン交響曲全曲演奏会〉や〈小澤征爾オペラ・シリーズ〉などが、音楽界から注目を集めるなどし、好企画・名演奏を継続している。現在、名誉芸術監督に小澤征爾が、また、指揮者陣にはムスティスラフ・ロストロポーウィチ、レオン・フライシャー、高関健らを擁しており、年間公演回数は160回を数えている。

 

東京合唱協会
1984年、常任指揮者に内藤彰を擁して結成された。オペラやコンサートでソロ活動をしている声楽家を中心に結成され、定期演奏会はもちろんのこと、オーソドックスな合唱から華やかなオペラ、ミュージカルに至るまで、幅広くこなせるプロの混声合唱団として親しまれている。年間ステージ数は120回を越える。また東京合唱協会によって初演された曲も数十曲を数える。

 

森の木児童合唱団
1979年、一人一人がソロで歌える合唱団として川田正子によって創立された。年1回の定期演奏会をはじめ、数多くのレコーディングをこなし、テレビ、ラジオ、舞台、音楽祭などで活躍中。童謡を中心に唱歌からポピュラー、映画音楽などに至るまで幅広く歌える合唱団として注目されている。新しい児童合唱団としての独自性を追求しており、その活動ぶりが高く評価されている。

 

 

 

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