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PROGRAM

 

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲K527…W. A.モーツァルト
クラリネット協奏曲イ長調K622…W. A.モーツァルト
〜休憩〜
交委曲第5番ハ短調「運命」…L. V.べートーヴェン

 

PROFILE

 

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指揮者:円光寺雅彦
1954年東京生まれ、桐朋学園にて、指揮を斎藤秀雄、ピアノを井口愛子の各氏に師事。1980年ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナー氏に師事する。1981年9月帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者に就任。1986年より東フィル専属指揮者、1989年同交響楽団指揮者となり、1991年3月までその任を務める。また、1989年には仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者に就任し、2年連続の東京特別公演を行い大成功を納め、この演奏はCD化され一般発売されている。外にもNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団など、日本を代表するオーケストラに客演し、着実に活動範囲を広げている。
1982年2月、スメタナホールにてプラハ交響楽団に客演し好評を博した。また、1995年4月には、ドミトリー・キタエンコから招待を受け、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団に客演し、その深い音楽性に多くの聴衆を魅了した。国際的指揮者として現在最も期待されている逸材である。

 

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クラリネット独奏:赤坂達三
14歳より故田中保人氏に師事。国立音楽大学に進み、1985年渡仏。パリ12区ポールデュカス音楽院を首席で卒業後、ベルサイユ国立音楽院を首席で卒業。続いてパリ国立高等音楽院の室内楽とクラリネットのクラスを1位で卒業した。コンクールでは、パリ国際音楽コンクール1位、トゥーロン国際音楽コンクール3位、日本木管コンクール1位、日本クラリネットコンクール1位なしの2位、と輝かしいコンクール歴を重ねてきた。パリ国立高等音楽院卒業までに、横川晴児、小笠原長孝、ギードブリュ、アルフレート・プリンツ、ミチェル・アリニヨン、アンドレ・ブータール各氏に師事。1992年に帰国し、日本での本格的な活動をスタート。これまでに、関西フィル八ーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、バルトークカルテット、澤和樹弦楽四重奏団との共演を果たしてきた。また、カザルスホールの「長谷工クラシックスペシャル」のアーティストに抜擢され1995年7月より5回のシリーズを展開している。同時にビクターよりフランス音楽の粋を集めた「ソワレな夜」をリリース。ロンドンに本拠地を置く「国際クラリネット協会」の本部から’40年来の逸材’と絶賛され、注目された。実力とスター性を兼ね備えたアーティストとして、NHK−FMを始めとするラジオやテレビヘの出演も多く、幅広いファン層を獲得、クラリネット・ソリストとして独自のスタイルを築き、新風を巻き起こしている。
今後は、新日本フィルハーモニー交響楽団とのコンチェルトや日本全国でのリサイタルが予定されている。

 

 

 

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