日本財団 図書館


 

プロフイール

札幌交響楽団
1961年7月発足、同年9月第1回定期演奏会を開く。
初代常任指揮者は荒谷正雄。1969年第2代常任指揮者として、西独からぺーター・シュバルツを迎える。
道内はもとより、全国各地で演奏を行い、1975年には北米・西独で公演。
1975年岩城宏之が五指揮者に就任。1985年映画「乱」(黒沢明監督)の音楽(武満徹作曲)を演奏。
1981年正指揮者に尾高忠明、1986年首席客演指揮者に秋山和慶が就任。
1988年岩城宏之が桂冠指揮者、秋山和良がミュージック・アドバイザー・首席指揮者、堤後作・小松一彦・高関健の3人が専属指揮者に就任。
1992年岩城・秋山両指揮者のもとで活発な演奏活動を続け、1992年11月1994年11月の2回にわたり。「トヨタクラシックス」で東南アジア公演を行った。
1995年から末廣誠を指揮者に迎える。
1996年現在で、定期演奏会377回を含め3,696回にのぼる演奏会を行っている。
これまでの受賞歴:北海道新聞社費(1973年)。北海道文化賞(1980年)
札幌市民芸術賞(1981年)
地方文化功労による文部大臣表彰(1983年)
モービル音楽賞(1983年);北海道開発功労賞(1991年)
仲道祐子
5歳より金原美津子氏、8歳から13歳までアメリカにてシルヴイア・ミューリング氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科に進み、86年渡独。
ミュンヘン国立音楽大学、同大学院、同大学室内楽科を卒業。
コンクールでは、第36回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部全国第1位イタリアのアドルフォ・L・アプレダ国際コンクール第2位、第37回マリア・カナルス国際音楽コンクールピアノ部門第2位及び特別賞、第10回口べール・カザドシュ国際ピアノコンクール第3位。
ミュンヘン国立音楽大学院卒業までに、安倍紀子、中島和彦、クラウス・シルテ、ギュンター・パッシーンの各氏に師事。レパートリーも多彩で特にショパン、リストを得意として、高い評価を得ている。
現在はドイツのハンブルクを拠点に活躍し、日本への帰国は年3回程、ソロ活動を中心に各地で公演を行っているが、96年5月紀尾井ホールのデビューリサイタルで、日本での本格活動を始める。
また、5月神奈川フィルハーモニー管弦楽団。10月札幌交響楽団、97年3月日本フィルハーモニー交響楽団と、コンチェルトが予定されている。
今日本で人気、実力ともに高く評価され、国際舞台で活躍するピアニスト仲道郁代の妹でもある。
手塚幸紀
1940年東京に生まれる。1958年東京芸術犬学器楽科にフルートで入学。1960より一年間斉藤秀雄氏のもとで指揮法を学ぶ。1964年東京芸術大学指揮科に再入学、渡邊暁雄、山田一雄両氏に師事する。
1967年民音指揮者コンクールで第1位を受賞。
1968年ヨーロッパ各地を回り、ベルリン放送交響楽団を指揮する。
1970年2月日本フィルハーモニー交響楽団指揮者に就任。同楽団をはじめ各オーケストラの定期演奏会や、テレビ・ラジオに出演し活動を広げる。
1972年から1983年まで大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、1983年から1985年まで京都市交響楽団五指揮者をつとめる。
1987年から1992年まで群馬交響楽団常任指揮者をつとめ、その発展に力を尽くした。
最近の活動では、1993年新日本交響楽団の定期演奏会、群馬交響楽団定期演奏会、愛知県芸術劇場でのオペラ、1994年日生劇場でのオペラを指揮し、高い評価を得ている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION