
6/17 月
伝統芸能教室
岩手産業文化センター(アピオ)
13:30〜15:30
日本には恵まれた風土と長い歴史に育まれ、受け継がれてきた多くの伝統芸能があります。私たちはこの貴重な文化を後世に伝えていく必要があります。
今回、岩手で初めての開催となる伝統芸能教室は地域の行政関係者、伝統芸能関係者、学校関係者、子供たちが参加し、子供たちによる伝統芸能公演を中心に舞台上と会場内との交流を交えながら、伝統芸能の楽しさ、素晴らしさを体験していただきます。
講師:実践女子大学教授 三隅治雄氏
出演:
関谷城鍬舞保存会 関谷城鍬舞(栃木)
北上市立岩崎小学校 岩崎鬼剣舞(岩手)
田野畑村立田野畑中学校 和野神楽(岩手)
関谷城鍬舞(せきやしろくわまい)
出演:関谷城鍬舞保存会
栃木県の塩原町の関谷に伝わる全国でもめずらしい風流系の民俗芸能です。慶長五年(1600年)関ケ原の戦いの際・大田城の改修を命じられた農民たちが城の完成を祝ったのがはじまりといわれ、鍬をもって踊る様子などが賑やかに表現されています。

岩崎鬼剣舞
出演:北上市立岩崎小学校
北上市周辺に集中的に伝承されている古代芸能で、古くは平安時代にさかのぼるともいわれます。鬼の面を付けて勇壮に踊る姿と軽快なリズム、多種目の演技などから人気の高い伝統芸能のひとつで、幼いころから鍛練を積んだ後継者に恵まれています。

和野神楽
出演:田野畑村立田野畑中学校
代々、山伏として大宮神社の神楽別当をつとめた田野畑家に伝承される神楽で、大宮神楽とも呼ばれています。文部省より「平成七・八年度伝統文化教育推進地域」に指定された田野畑中学校の生徒たちが、学校教育の一環として和野神楽を学んでいます。

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