あいさつ

第11回全日本視覚障害者柔道大会名誉顧問

財団法人 日本身体障害者スポーツ協会会長

北郷勲夫

昭和61年11月30日、東京の諸道館で第1回全日本視覚障害者柔道大会が開催されてから、11年を経過し、本大会も例年と同じく盛大に開催されたことをお喜び申し上げます。

これまで、この大会を主催してこられた日本視覚障害者柔道連盟のたえまない努力と参加選手の活歴により立派な大会を収められたことはご同慶のいたりであります。

とくに昨年は、アトランタパラリンピック競技大会が開催され、その成果はめざましいものがありました。うち柔道も4個のメダルを獲得するなど大活躍をしました。そしてこれらの選手が本大会でも再び活躍されたところであります。これらをバネに今後の視覚障害者の柔道の技術水準の向上と連盟の益々の御発展をお祈り致します。

おわりに今回も格別なご援助を頂きました全日本柔道連盟はじめ、講道館など御支援いただきました多くの方々に厚くお礼申し上げます。

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