
国際観光収入のマーケットシェア
■世界第1位の旅行目的地としての欧州の地位は不動であるが、欧州への国際観光客到着数が世界全体に占めるシェアは、1975年から95年までの間に9.6ポイント減少した。第2位には大差で米州が続く(1995年のシェアは19.4%で、1975年から3.1ポイントの減少)。1975年から国際観光客到着数のシェアが増えた地域の中で、特に増加率の高いのは東アジア・太平洋地域であった。1975年から11ポイント上昇し、1995年のシェアは14.9%となった。アフリカは1.2ポイント増え、シェアを3.3%とした。南アジアは1975年の0.7%から1995年の0.8%へ、中東は1.6%から2%へとわずかながら上昇した。

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