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静岡県 島田市 六合地区

 

1 地区の性格

六合地区は、道悦・岸町・東町・阿知ヶ谷・東光寺を統合して六合地区と称している。

コミュニティ組織については、昭和47年8月21日に設立し自治省からモデル地区指定をうけた。

委員会規約では、第1条「六合コミュニティにおける生活環境の整備計画策定及び事業の推進のため、六合コミュニティ委員会を置く。

「事業内容」は(1)新しい住みよい街づくりのための施設整備計画策定及び事業の推進(2)新しい住みよい街づくりについて研究調査(3)行政機関及び各種団体との連絡調整(4)その他、住みよい街づくりのために必要な事項である。

東光寺谷川の流域(扇状地)に発展した地区で、1960年以降に住宅地の開発、土地基盤整備の進展、各種企業の進出等により市街化が急速に進み、人口が増加し島田市の新たな市街地として発展した。

昭和61年4月総事業費686,462,000円をかけ六合新駅が完成し島田市の東の玄関口となった。

 

2 活動内容

各部会毎に年次計画を定めて実施

 

3 コミュニティ施設の整備計画

島田市の場合は公民館、改善センター等にコミュニティ委員会を置き、旧市内を除き、現在建設中の仮称北部コミュニティセンターを含め中学校区に1ヵ所が整備された。

地区集会所については、町内会からの要望に基づいて市から補助金等により整備していく。

 

4 コミュニティ活動の状況

(1) 防災・災害対策

(現在の活動状況)

町内自主防災会とコミュニティ消防治安部により年2回(9月・12月)の防災訓練を実施。消防治安部は訓練前に委員より防災器具の取扱講習説明会を実施し、訓練時において可搬ポンブによる消火訓練、消火器の操作、ろ過器等の使用について参加者への指導を行っている、また、小型ポンブ操法県大会へも参加している。訓練内容の重点として、避難誘導の心得、初期消火の重要性を各家庭に知らせる。

(今後の見直し内容)

阪神・淡路大震災を教訓とした、より具体的で地域に密着した訓練を実施していかなければならない。

(問題点)

参加者が地区全体から見ると減少傾向にあり、中・高生への訓練への参加等が課題となる。

(2) 防災運動その他生活の安全確保

(現在の活動状況)

消防治安部が中心となり、特に年末年始に各町内へ夜警パトロールにより火災防止活動を実施している。交通安全部は年4回の交通安全運動期間中に街頭広報、車両広報、ペイント作戦、老人交通教室の開催しまた、各イベントの交通整備等に当り地域の緑道除草作業等に積極的に活動しています。

(3) 自然環境保護・リサイクル等生活環境の整備改善

(現在の活動状況)

緑道部が中心となり、ゴミの分別収集の徹底を図り、ゴミのないきれいな町づくりを目指し、毎月1回

 

 

 

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