山形県 大江町 望山地区
1 地区の性格
本地区は、旧本郷村の中心部よりやや東方に位置し、主要地方道大江西川線と町道野口沢線の両側に点在する集落である。集落の誕生は、江戸末期に野口沢に住み着いたのが最初と言われており、明治初期になり現在の大江西川線の県道が開通してからできた集落である。したがって、他集落に見られるような旧家、旧跡、神社、仏閣は存在しないが、先住民の跡という、石器、土器等が多く出土している望山遺跡がある。また、本地区は、昭和22年3月までは、上北山、望山、梨の木原と同一の行政区として歩んできたが、時代の変遷に伴い、同年4月から、それぞれに分区し、現在に至っている。分区当時は、26戸の少数集落であったが、現在は35戸となり、農家、雇用就業戸数のほか、JAさがえ西村山本郷支所と6っの事業所、2っの商店があり、農・工・商・雇用就業者と比較的バランスのとれた職業の集落となっている。
2 活動内容
クリーン作戦、花いっぱい運動、子ども会活動、講演会、ビアガーデン、区内空き缶0作戦、コミュニティセンター清掃他
3 コミュニティ施設の整備計画
平成8年度整備計画は、次のとおり。
(1) コミュニティセンター駐車場舗装工事(6月25日〜7月5日)
(2) コミュニティセンター敷地内に遊園具設置
4 コミュニティ活動の状況
(1) 防災・災害対策
(現在の活動状況)
(1) 春・秋の防火査察区長と消防団員による各家庭の防火査察を実施し、台所の火回りの総点検を行っている。
(2) 冬期間におけるポンプ庫・消火栓・防火水槽の除排雪の実施
(今後の見直し内容)
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(問題点)
避難場所の設定等、災害時の対応を今後早急に検討すべきである。
(2) 防犯運動その他生活の安全確保
(現在の活動状況)
地域内の暗がりを解消し、犯罪や交通事故防止するため、防犯灯の設置に努めている。
(今後の見直し内容)
バイパス開通に伴い通学路となるため、夜問の照明が是非必要であると考える。
(問題点)
防犯灯を設置する際、電柱でないと補助金がでないため、電話柱に設置する場合に経費がかさむ。
(3) 自然環境保護・リサイクル等生活環境の整備改善
(現在の活動状況)
ごみの回収についてゴミ置き場の整備・清掃、ゴミの出し方について区民一体となって協力している。