? コミュニティ地区の活動状況
山形県 南陽市 漆山地区
1 地区の性格
漆山地区は、束洋のアルカディア置賜盆地の北部に位置し、地区の北部山間を源流とする「織機川(おりはた川)」の扇状地に住宅街が展開している。また、地区の南部は水田、果樹園等中心の農業用地が大部分であるが、近年は、住宅地や工業団地として利用されている。
国道113号線が・住宅街をバイパスして東西に走り、また、フラワー長井線も地区の中央部を貫いていることなどから、地区外への通勤者が多い。また、地区内の工場等への従事者もあり、第2次、第3次産業従業者数が、農業従事者数をしのいでいる。
歴史的に見ると、「製糸のまち」として、繁栄してきた経緯があり、また、民話「鶴の恩返し」の発祥地の一つとしてのロマンの香りを漂わせ・地区住民の各種コミュニティ活動も積極的に取り組まれている。
2 活動内容
当該年度における各部会毎の目標達成に向け視察研修、イベント準備等、随時部会を開催し地域の活性化に向けて活動している。
3 コミュニティ施設の整備計画
平成2年度に自治省より「地域づくり推進事業」の採択を受け「夕鶴の里づくり事業」として整備された『語り部の館』が主にコミュニティ施設として使用されている。現在、当地区におけるコミュニティ施設の整備計画はない。
4 コミュニティ活動の状況
(1) 防災・災害対策
(現在の活動状況)
○ 地元消防団が中心となり、年一回の地区内防災訓練や毎月2回の巡視、 啓発活動を実施している。また、地区内の危険箇所の点検なども、他の 団体、機関と連携を取りながら行っている。
(今後の見直し内容)
消防団と消防後援会が中心となり、各町内会ごとの避難場所及び避難経路の点検を行う。
(問題点)
大規模災害が少ないことから、防災・災害に対する意識が希薄であり、啓発活動が大切となってくる。
(2) 防犯運動その他生活の安全確保
(現在の活動状況)
南陽市防犯協会漆山支部、交通安全協会漆山支部が中心となり地区内の防犯パトロール、交通安全のための立硝などを実施している。
(今後の見直し内容)
青少年の健全育成のため、防犯協会が中心となり学校など関係機関との連携を図りながら、地域の各層が集まり意見交換する場(教育懇談会)を検討中
(問題点)
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