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 外に対してはやはり、公害の問題には神経を使います。
 会社の中では、紙をリサイクルするという動きが出ています。全体でパソコンを現在2万台入れてますので、ほとんどの人間が専用の端末を持っています。カラーで表示できるのでわかりやすいですし、リサイクルというより、紙の使用量を減らす方向でのシステムです。

◆杉 山………先ほど三菱電機のパンフレットをいただいたのですが、これは一般の方でも手に入るのでしょうか。

◆樋 野………これは、紙を使ってますけど(笑)、社外向けに取り組みをわかっていただくために作られたものです。

◆杉 山………それでは小室さん、雑誌をつくられる時に、必ずしも現境教育をしようと思って作られるとは限りませんが、結果的に、アウトドアライフという言葉を定看させたということで影響力は大変大きいと思うんですが、広い意味での現境教育について、雑誌づくりの立場からのお考えは。

◆小 室………アウトドアライフの雑誌で、環境問題に関して切り離せないことなんですが、環境に与える影響という事で、よくアウトドアの世界ではミニマムインパクトとか、ローインパクトという言葉を使うんですが、これは、最小限の影響、あるいはより低い影響を考えながら、いろんな行動を取るという事です。
 先ほど申し上げた火を使う事にしても、焚き火をすると地面にどういう影響があるか、自分が踏みしめている地面はどういうものなのか、草とはどういうものなのかという事を、常に意識の底で考えざるを得ないような行動を無意識のうちにしていくんですね。我々がアウトドアライフの雑誌をつくっていて、読者に自然に伝わっていけばいいなぁという観点なんですね、火にしても草花にしても樹木にしても。
 たとえば、都会に住んでいる人間で、よく言われる聞違いですが、木というのはまったく切らない方がいいんだと思っている人がいます。たとえば、関東地方の落葉広葉樹主体の雑木林も、人の手が入らず放置されていると、だんだん笹が生い茂って竹が生えて、雑木林自体が荒れてしまうんですね。そうじゃなくて、ある程度手入れをしてやる事で、生態系そのものが豊かになる。
 人間が入れる範囲の自然においては、人の手がやさしく入った方が豊かになるんだという事は、今BE−PALを読んでくれている読者の方ならなんとなくわかっていて、自然のなかでのそれなりの遊び方をだんだん身に付けていくようになってくれてると思います。
 先ほど申し上げた、私どもの作ったキャンプ場を中心とした施設なんですが、栃木県の里山で、20年くらい前は段段畑の田んぼだったところです。それがまったく放置されて、長さ5〜6mのしの竹が一面に生い茂って光も入らない薮になっていた。そこを何とか我々が遊べる場所にしようと、しの竹をすべて伐採しました。
 今半年なのでこれからの影響はまだわかりませんが、そういった場所は関東地方にかなり残されているので、自然の中での遊び場となる場所をお持ちの方に提供していただく事で、現境教育という意味では良い面があるのではと思います。

◆杉 山………最後に、今日の副題でもあります「身近な行動で地球を救おう」ということで、実践へのご提案をお一人ずついただけますか。

 

 

 

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