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をせっかくやっても、庭がなければしょうがない。生ゴミの後始末をするしくみをもっと広く考えるべきではないかというご意見もありました。そういう風なさまざまな問題をこの取り組みに盛り込んでいきたいと思いました。また、行政の方でもそれぞれの分野で積極的な取り組みをしていますが、それぞれの部局からいろいろなご意見をいただいております。
 そういうことで練りあがった計画ですが、ひとつひとつ実際に実行できるということが基本です。地球規模の9つの環境問題のなかには、これは高知には関係が無いのではないかというご意見もありました。たとえば、砂漠化の問題もそうですが、高知は森林が他の県よりずいぶん多いので関係が無いのではという声が学習会でも委員会でも聞かれました。しかし、地球全体ではあちこちで森が減っていて、食糧をつくるもとが失われている事、私たちの食糧が輸入に頼っている事を考えると、砂漠化という問題は決して無縁ではありません。穀物の7割を輸入しているわけですから、砂漠化について真剣に考える必要があります。苗の生産や原因の究明など、国際協力できる事への取り組みを進めるなど、環境教育、国際協力も含めて取り組んでいくべきです。
 そういうようなことで「ローカルアジェンダ21高知」が策定されました。皆様が自然に触れ合いながら、何が大事であるか、自分の行為が地球にどういう結びつきがあるのかという事を学習しながら実践していくことが大切なのです。

◆杉 山………今のお話の中にも実際に実行できることという点がありましたが、9つの幅広い環境問題のテーマのなかで、生活の中での実行という点で、市民活動をしてらっしゃる内田さんは、主に生活者の立場としてどのようにお考えですか。

◆内 田………「ローカルアジェンダ21高知」は、わかりやすくて「こういうことをすれぱいいのか」ということが明解に書かれ、環境教育のテキストに使いたいと思うくらい、いい本ができたと思います。皆様これを持ち帰られたらお友達に見せていただきたいですね。
 もう常識となってはいますが、環境問題は一人ひとりがどういう暮らし方をしていくか、しているかに関わっているということです。私たちも簡単に口では言うんですが、実行するとなったら、どうすればいいのか。この言葉の裏には、いろんな要素がからんでおりまして、経済・流通・文化的な要素も見逃せない要素です。生活者・消費者としての一面から少しお話します。
 「消費」ということをオックスフォードの辞典で調べますと、破壊する、とか、奪い尽くす、使い切る、廃棄する、そういう意味です。消費という言葉は考えてみると、廃棄する事につながっている。この机の上の物も皆さんがお持ちの物も、いつかは必ずゴミになる。長い短いはあっても必ず廃棄されてしまう。

 

 

 

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