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必要がある。     ・睡眠状態

・排便状態

・血液データ(血中アンモニア、電解質)

・消化管出血の有無

TP:

?@便秘させないように排便のコントロールを図る。

?A指示により、アミノ酸製剤を使用する。

?B危険の防止〜ペット柵使用。

?C肝臓の代謝負担を軽減するため、感染に注意する。

?D表情や言動に注意する。

・肝硬変では血液凝固障害や門脈圧亢進による消化管粘膜のうっ血があり、出血しやすい状態にある。その為全身状態の観察をし大量出血させないように注意する必要がある。 ?D合併症の危険性:出血 ・異常出血の徴候が出現しない OP:以下のことを観察し、アセスメントする。

・バイタルサイン

・血液データ(Hb,Ht,血小板、出血傾向など)

・尿・便の潜血反応

・胃部症状、腹痛の有無と程度

・出血斑、鼻出血、歯肉出血、痔出血の有無と程度

・吐血の有無と程度

TP:

?@注射時及び採血時は、小さいゲージの針を使用し、針抜去後は確実に止血されたか確認する。

?A食事は消化のよいやわらかいものにする。

?B排便のコントロールを図る。

EP:

?@排便時、力みすぎないように又、鼻を強くかまないように説明する。

?A柔らかい毛の歯ブラシを使うよう指導する。

?B出血時、すぐ知らせるよう指導する。

・肝硬変による栄養状態の不良肝解毒機能の低下、脾機能亢進による凡血球減少症などにより、感染しやすい。 ?E合併症の危険性:感染 ・感染の徴候が出現しない OP:以下のことを観察し、アセスメントする。

・栄養状態

・体温

・脈拍、呼吸数

・胸部X-Pの結果

・咳嗽、客痰

・尿検査の結果

・血液データ(Hb、RBC、Ht、WBC、血小板、肝機能など

 

 

 

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