
祝辞
文部大臣
奥田幹生

第11回全国選抜ゲートボール大会が、全国から多数のチームを迎え、ここ長野県松本市で開催されるに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。
近年、自由時間の増大や高齢化の進展などを背景に、国民のスポーツに対する関心の高まりは目覚ましく、多くの人々が気軽にスポーツを楽しむようになってきていることは、誠に喜ばしいことです。
その中でも、日本で生まれ育ったゲートボールは、年齢や体力に応じて楽しむことのできる代表的なスポーツの一つとして、国内はもとより海外にもその愛好者を広げるなど、幅広い年齢層の方々に親しまれ、国民の健康・体力つくりや明るく活力のある社会の形成に大きな役割を果たしております。
本大会は、単に勝敗を競い合うだけでなく、人と人との触れ合いの中からゲートボール愛好者の和を広げ、その楽しさをアピールすることを目的として開催される大変意義深いものです。
全国各地から参加された代表の皆さん、どうか日ごろの練習の成果を十分に発揮され、さわやかな汗を流されるとともに、全国の仲間の方々と大いに親睦を深めてください。また、今後ともゲートボールの普及発展を通じ、生涯スポーツの推進に一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに、本大会の開催に御尽力された財団法人日本ゲートボール連合をはじめ、関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会のますますの御発展を祈念して、お祝いの言葉といたします。
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