
ISO/TC188/グループドWG
スモールクラフト専門委員会/同時開催作業委員会
マイアミ会議出席報告
まえがき
ISO/TC188(国際標準化機構/スモールクラフト専門委員会)のグループドWGがアメリカ国のマイアミ市(1997年2月9日〜14日まで)開催された。
現在、ヨーロッパ諸国では、EU(ヨーロッパ共同体)の市場統合に向けた基準作りが行われている。
リグレーショナルクラフトについては、1996年6月からEU統一基準が適用され、この基準に従って各検査機関での検査も進みつつあるが、統一(強制)基準のベースとなるlSO規格の内容が全て固まっていないため、完全適用の状態にはなっていない。そのため、しばらくは暫定的な基準で検査を進めようとしている。
そこで、ISO規格の内容を固めるため頻繁にISO/TC188のWG会議が開催されているので、我が国の意見を国際規格に反映させるため、これまでもISO/TC188本会議及びグループドWG会議に積極的に出席して、日本の意見を述べてきた。
今回のマイアミ会議には、本田倍氏(日産自動車?)及び加納敏幸氏(日本小型船舶検査機構)の方々にご出席いただいたので、ここにその内容を報告する。
目次へ 次ページ
|

|