エジプト・ビル崩壊事故救済国際緊急援助隊救助チームの派遣について
総務部国際課
平成8年11月27日18時25分(日本時間28日午前1時25分)エジプト国カイロ県Helipolis市に所在する12階建てビルが突然崩壊した。28日までに、死者6名、負傷者15名及び17名が救助されるも、依然として100名近くが行方不明となっており、現地消防、警察機関が救助作業に当たるものの救助資機材や救助技術の不足等のためその作業は遅々として進まず、エジプト政府は当該行方不明者の救出のため我が国政府に対し国際緊急援助隊救助チームの派遣を要請した。
外務省ではこれを受け、関係省庁と協議の結果、これが派遣を決定し、倒壊現場における救出活動のため、エジプト政府から要請された国際緊急援助隊・救助チームに職員4名を派遣し下記のとおり活動を行った。
記
1.派遣目的
ビル倒壊現場における生存者の救助活動
2.国際緊急援助隊員構成
総員24名
(外務省1名、警察庁9名、消防庁9名、海上保安庁4名、国際協力事業団1名)
3.当庁派遣職員
第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地
特殊救難隊長 谷山繁隆
特殊救難隊員 保坂和彦
横浜海上保安部巡視船のじま
潜水士 角田彰
潜水士 小郷宏和
前ページ 目次へ 次ページ
|
|