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捜索救難(SAR)について(航空局)(仮訳) 参考資料2−4

 

(1)捜索救難システム
A. 航空局(DOA)以外で海上における人命及び船舶の遭難に責任を有する組織
海軍、海上警察、Bangkok Radio
B. 遭難発生時のDOAの対応
捜索救難部隊(SAR Unit)や警戒部署(Alerting Posts)と協力する。
C. 遭難発生時の港務局(HD)の対応
捜索救難部隊や警戒部署と行動する。
D. DOA及びHDと海難救助関係機関との関係
国家航空海上捜索救難調整委員会のメンバーとなる。
E. DOAのRCCの職員数
7人で当直は2人が入る。
他にサポートする職員が8人おり全体で15人である。
F. DOAの予算額
3,201,418,400バーツ
G.DOAの予算額のうちSARのための予算
4,833,295バーツ
(2)RCCオペレーションシステム
ー般に夫々の国は、その沿岸でSAR業務を実施するための調整設備を整備している。
多くの国は、この設備をRCCと呼んでおり、24時間運用されている。
A.RCCの24時間運用体制
(A)RCC運用チームの無線聴取
Bangkok RadioにおいてVHF、MF、HFの聴取に7人
(B)RCC運用チームの人数
15人
(C)運用チームの従事時間
24時間
B. 海難情報受信時のRCCの対応
捜索救難部隊に連絡する前に、海難情報をチェックし評価する。
C. 海難が発生した場合に使用可能なSAR手段またはSAR部隊についての情報把握について
(A)他国のMRCCからAFTN、ファックス、テレックスにて入手
(B)捜索救難部隊及び警戒部署
D. RCCの気象情報の入手先
気象局及び水路局
E. RCCの職員を養成するための訓練
航空交通コントロール(Air Traffic Control)、飛行オペレーション(Flight Operation)及び捜索

 

 

 

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