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Kachchh湾内における沿岸VTSに関する 参考資料1−13

背景説明書(1996年1月日仮訳)

Kutch湾内では、以下の1つあるいは複数の港に寄港する膨大な数の船舶が行き来している。
(a)州セクター(GMB Gujrat海洋委員会の管轄下)
1. Okha
2. Salaya
3. Bedi(Jamnagar)
4. Sikka
5. Jodiya
6. Navalakhi
7. Mundra
8. Mandvi
9. Jakhau
(b)中央政府セクター(MOSTの管轄下)
1. Kandla 管理機関はKandlaポートトラスト(KPT)
2. Vadinar
さらに現在、Reliance Petro-chemicalsが自社船舶をSalaya近くまでもってくるための自社専用の桟橋を開始することを計画している。
ばら積み貨物船や超大型タンカーなど、さまざまな沿岸航路および国際航路の船舶がこの区域をきわめて頻繁に訪れている。Salaya-Mathuraパイプラインは、Vadinar沖にsingle Buoy係留する超大型タンカーによってボンベイ、高地/湾岸諸国からもたらされる原油の供給に完全に依存している。この区域では他にも、石炭、食糧穀物、鉱物、肥料など、さまざまな船荷の取扱が行われている。経済の自由化とともに、同湾内における海運活動は急ピッチで拡大しつつある。
2. 航行援助施設
Kachchh湾は船舶の通行に適した天然の可航水深をもつ湾であり、地形的にも外海からの波が遮られる形になっている。このため、この区域には上述のような多くの港が構築されている。しかしながら、これらの港にアプローチするための航行は簡単ではない。湾内には、多くの障害物が存在している。例えば、暗礁、狭い航行路(Okha近辺)、浅瀬、強い潮流などで、また時によっては予測不可能な天候も障害物となりうる。これらの障害物の存在によって、航行は困難かつ(今日の船荷に環境にやさしくない性質のものが多いという事実を考えた場合特に)危険なものとなる。航行中に発生した1つのミスが原因で座礁や衝突が引き起こされ、それが経済上、環境上の大惨事に発展することもありうるのである。
灯台法のもと、「一般的な」航行援助施設の整備を担当する主管官庁である「灯台灯船局」は、以上の点を考慮に入れた上で、以下の航行援助施設の整備および維持を行っている:
視覚援助施設
(a)6つの主要灯台Ohka、Pirotan(main)、Navinal、Mandvi、Chachhi、およびJakhau
(b)14基の灯標Chank、Bural、Kalubhar、Pirotan(red)、Kalyan,Rosi Red,Bedi,Jodiya,Navalakhi、

 

 

 

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